有島武郎『迷路』における人種の問題
不幸な而して同時に幸福な――有島武郎『小さき者へ』と三木清「幼き者の為に」――
アマルガムの環境――有島武郎の「ミリウ」論――
円と縁――中河与一『愛恋無限』試論――
泡鳴に応答する――有島武郎『動かぬ時計』の「伝統」の問題――
潜在・日本・必然――寺田寅彦のナショナリズム――
横光利一『高架線』覚書
葉山嘉樹の建築術――プライヴァシーなき住環境の文学――
葉山嘉樹全小説紹介
くたばって終い?――二葉亭四迷『平凡』私論――
森田草平年表
懐疑・無意識・伝染――大正期の中河与一文学――
有島武郎『骨』小論――詩へのスプリングボード――
寺田寅彦年表
葉山嘉樹の寄生虫