ふふふ、世界で初めて、日本で作られた「機能性食品」という言葉の裏側と、違法状態★いま、「トクホ」の周辺分野に、かなりの表示問題があるため、消費者庁が動いている……~山田博士流「時事呆談」~NO.2

ふふふ、世界で初めて、日本で作られた「機能性食品」という言葉の裏側と、違法状態★いま、「トクホ」の周辺分野に、かなりの表示問題があるため、消費者庁が動いている……~山田博士流「時事呆談」~NO.2

販売価格:220円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2014年07月27日
ページ数 PDF:13ページ
内容紹介

「機能性食品」……なんて言葉が、最近よく使われております。ご存じでしたか。機能性とは何ぞや。これは、文部省(現・文科省)の、特定研究「食品機能の系統的解析と展開」(1984年~1986年)で定義された概念なんです。世界で初めて日本で作られたものなんですね。食べものには、栄養の面、味の面、そして、疾病(しっぺい)の予防の面などがあるとされていますが、とくに、その最後の「疾病の予防」などを有する食べものを、「機能性食品」と名付けたわけですね。つまり、体の調調節機能や、生体防御(せいたいぼうぎょ)、疾病の予防、疾病の回復、体調リズムの調節、そして、老化抑制(ろうかよくせい)などの機能を持つ食べもの……というわけ。異論はありますが、まあ、いいでしょう。……ところが、こうした「機能性食品」は、医薬品じゃない。そのため、その効能を堂々と謳(うた)うわけにはいきません。……なのに政府は、なんとも企業にとっては親切なようで(笑)、国の審査を経た上で食品に機能表示を認める「特定保健用食品(トクホ)」なる制度を、1991年に作っております。そして2001年には、「栄養機能食品」も新設されたのですが、この両者を合わせて……「保健機能食品」と呼んでいるわけですね。……だけど、すべてを企業任せにしておいては、現在の状況となんら変わりはありませんから、今度の動向を非常にぼくは心配しております。★この山田博士流「時事呆談」は、一生、その日から役立つ内容ばかりです。今後もどんどん執筆してゆきますので、ご家族でご覧下さい。お元気で!

目次
★目次★
(第1章)当時、ともかくぼくは、「お金のある人だけが健康食品や自然食品を求める」という社会が、本能的に嫌だったんでしょうね……
(第2章)世界で初めて、日本で作られた「機能性食品」という言葉……
(第3章)「トクホ」の市場規模は6000万円ほどだが、じつは……
最後にひとこと