ふと気づくと、天袋の戸がわずかに開いている。きつく閉めたはずなのに、また、開いている。「なんでかねえ」。ソヨは、不思議でならない。一人で暮らす小さな家。その天袋に何がしまってあるか、そういえば知らずにいた。もしかして、あそこには小さな人でも住んでいるのかしらん…
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