状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年02月12日 |
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女は郷里に帰ってくる。成長した息子を連れて。
子供が出来たことを彼に告げることも出来ず出産したあの日、愛する両親になじられ、家を飛び出して渡った涙橋。
そこで見送られた出征兵士たちが誰ひとりとして戻ってこなかったことから付けられたその橋の俗称は、今も残り続けていた。
そして、その姿を変えようとも、呼び名と共にその橋は悲しみの象徴として存在し続けるのであった……。
2011年の作品。掌編小説です。
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