第六十九話 恐怖映像の記憶

第六十九話 恐怖映像の記憶

販売価格:11円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2015年08月13日
ページ数 PDF:5ページ
内容紹介

その時、美紗子は、十三階建てのマンションの五階にいた。このまま揺れ続けたらそのうち、このマンションは倒れるだろうと想像し、恐怖感が倍増した。崩れた壁に身体を挟まれて暗闇の中で何日も動けずに生き地獄を味わうなんて、絶対にごめんだ。恐さも知らずに即死か、無傷で生きるかのどちらかにしてほしかった。

目次
第六十九話 恐怖映像の記憶