なぜ日本の学校は、ナイフで「殺すぞ」と脅したり、ワイセツ行為を行う教師に寛容なのか。
その答えとなる、規律と暴力の教育の実態を問う。『いじめの方程式』副読本。
いじめは、仕掛けられた「学校の陰謀」の一部でしかない。
はじめに |
学校の収容所構造 |
「存在」の殺害 |
「いじめは学校に必要だ」の論理 |
いじめを支援する日本社会 |
いじめて「しつけ」る |
批判される戦後民主主義教育 |
平等の序列 |
学校大自然の野生 |
生きている「国体」 |
服従するボウズ頭 |
知られざるST教育 |
「東京オリンピック」というトリガー |
体育あそびとチーム精神 |
他人にかかわらない人間の撲滅 |
「群狼」教育とホームレス襲撃事件 |
体罰の身分制 |
学校マトリックスの謝罪秩序 |
バグの子どもたち |
「いじめ」という人体実験 |
あとがき |
参考文献 |
奥付 |
奥付 |