ゲームレビュー TRPGの民族誌『世界樹の迷宮』

ゲームレビュー TRPGの民族誌『世界樹の迷宮』

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内容紹介

 『世界樹の迷宮』のゲームレビューではある。
 TRPGを如何にコンピュータゲームに落とし込むか、その苦闘があってはじめて労働と言える。それをただ真似したのでは模倣であって、まるで植民地から搾取するようなコロニアル主義をしている感がある。それを糾弾するために本書があるわけではないが、過ぎたるのを指摘しておかないとまずい。
 本来、利害があり雑誌などのマスコミでは、語れないだろうが、そこはデジタルな場での特権として、公表するのがスジだろう。上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズの前身、『精霊の木』のアガートゥーナールたちが『世界樹の迷宮』シリーズにあたる。

目次
ゲームレビュー TRPGの民族誌『世界樹の迷宮』
狩猟採集生活を模したダンジョン攻略
再び採集されたTRPG
悲しき樹海
付録 本当のコルヌコピア
奥付と裏表紙
奥付