ゾンビ・モダンとは、生ける屍と化した近代である。
生きながらに死に、死にながらに生きることを義務づける社会的ネクロフェリアな現状が生み出している「誰でもいいから人を殺してみたい」無差別殺人や幼い子どもを狙った小児性愛犯罪、児童虐待、ストーカーの発生構造を明らかにする。
注意・ゾンビ映画の研究本ではありません!
| はじめに |
| 社会的ネクロフェリア |
| バラバラ殺人の心理 |
| なぜ殺す相手は「誰でもいい」のか |
| モノ化した自己の破滅 |
| 子どもを奪う共同体社会 |
| 学校サディズム |
| ホームレス狩りの社会構造 |
| 小児性愛犯罪の病理構造 |
| スキンシップの症候 |
| 共同体への生け贄 |
| コミュニケーション・ジャンキー |
| 連帯する性犯罪集団 |
| ストーカー犯罪の「伝統」 |
| 苛立つ日本の規律殺人 |
| 近親相姦的共生社会 |
| ポストモダンからゾンビ・モダンへ |
| イリア化された世界 |
| あとがき |
| 参考文献 |
| 奥付 |
| 奥付 |