私は慢性期のリハビリテーションに携わっていますが、慢性期では「治らない」という風潮が蔓延していることを感じ、少しでも治る可能性を拡げたいと思い、この本を書きました。本書では、慢性期で多くみられる「脳卒中」のリハビリテーション(治療)についての考え方を私見としてまとめたものになります。脳卒中に関する知識がほしい方やリハビリテーションの治療に関する知識がほしい方には読んでほしいです。特に慢性期に関わるリハビリ職種の方に読んでいただき、少しでも参考にしていただければ幸いです。
目次 |
はじめに |
病態 |
病院と自宅の違い |
運動と感覚 |
内反尖足 |
上肢機能 |
高次脳機能障害 |
脳卒中の歩行 |
行動変容 |
脳の話 |
おわりに |