竜馬外伝 i42 京の賢侯政体の章

竜馬外伝 i42 京の賢侯政体の章

状態 完成
最終更新日 2016年11月23日
ページ数 PDF:56ページ
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内容紹介

京が日本の中心になった。そこから長州ら尊王攘夷派が遠ざけられ、京は幕府と朝廷の協力体制、つまり公武合体が日本の基本方針になったのだった。そこに賢侯が集められ、彼等は新たな権力を得る。背後で操るのは島津久光か、中川宮か。その一方で長州藩は新たな事件を起こし、薩摩藩を苦しめる。憎悪を増す薩長両藩。幕府は西洋に鎖港交渉団を送り込み、勝海舟は将軍の上洛に併せて日本海軍を実践して見せる。それを利用して海軍塾練習船を手に入れた坂本竜馬だったが、故郷の政変によって勤王党が壊滅していく事を知り、再び脱藩を決意していた。そんな竜馬は海舟から長崎行きを持ち掛けられて心揺るわす。・・・幕末の風雲を綴った坂本竜馬の外伝シリーズ第42章。現代社会が失った日本の心、その復興と善き発現を求めて、坂本龍馬を中心に青年達が命を賭した明治革命の真実に迫り、日本の歩むべき道を指し示す物語。

目次
長州の使命
― その1 ―  京からの追放
― その2 ―  天皇家の願い
― その3 ―  国体堅守のための倒幕と新政体への継承
将軍への再上洛要求
― その1 ―  将軍後見職の上京
― その2 ―  海舟の進言
苦渋の竜馬
― その1 ―  小楠からの手紙
― その2 ―  福井への協力依頼
― その3 ―  二度目の脱藩
― その4 ―  土佐勤王党の獄中闘争
薩摩主導の賢侯新体制へ
― その1 ―  久光から中川宮、そして春嶽
― その2 ―  公武合体派の結束
― その3 ―  薩摩藩とイギリスの接近
― その4 ―  一橋慶喜の入京
― その5 ―  参豫五侯の集結
長州の暗躍
― その1 ―  周布・高杉の逆襲
― その2 ―  長州藩率兵上京計画
― その3 ―  中川宮への疑惑
― その4 ―  水戸本圀寺党の統率者
薩長の対立
― その1 ―  薩摩船襲撃事件
― その2 ―  長州への疑惑
横浜鎖港談判使節団の派遣
― その1 ―  フランス士官殺害事件
― その2 ―  フランス公使ベルクールからの提案
将軍様の日本艦隊
― その1 ―  決意の再上洛
― その2 ―  日本の大艦隊
― その3 ―  日本艦隊の大坂入港
― その4 ―  家茂の再上洛
塾生への海舟の思い
― その1 ―  海軍塾練習艦・観光丸
― その2 ―  塾生達の成長
― その3 ―  長崎への誘い
奥付
奥付