ある日の夕刻、日本人の若い男女が、聖者薔薇彩の寺院の礼拝にひょっこり顔を出した。青年のほうは長年インドで聖地荒らしをしており、以前、この寺院に宿泊したことがあった。彼もまた青木創の影響で、黒魔術の伽里のところに入り浸るようになったらしい。
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