「SLAUGHTERHOUSE グローバル資本は国家と人間を解体する」より3年ぶりとなる書下ろし論文集。2014年1月に逝去した極右作家・高橋博彦とのディアレクテーク(対話集)を中心に64編を収録。多国籍企業支配、TPPの侵略本質、イデオロギー化した反知識主義、ショック・ドクトリン(惨事便乗型外交要綱)、パラポリティクス(政治的選択肢の消失)、原発事故による棄民、社会統合策としての戦争国家構想、官報化するマスメディアなど21世紀二ホンの破局本質を社会科学、政治科学、歴史科学、認知心理学などの視点から徹底検証。これはポストモダンの新領野を切り開く挑戦である。
まえがき |
Overture (いかなる権威にも囚われない) |
第1章 |
Battle of Words 1 (投資集団による国家統治) |
Battle of Words 2 (国民は国家によって売られた) |
Battle of Words 3 (すでに政治的選択肢など無い) |
Battle of Words 4 (現出したオーウェル世界) |
Battle of Words 5 (全体主義が最終調整される) |
Oppress (小沢一郎の英雄的行為とは何だったのか) |
第2章 |
Rogue Economics (我々は主権者ではない) |
We are the Dead (人間精神はすでに滅んでいる) |
Escape from Freedom (高らかなる棄民宣言) |
Johnny Got His Gun (全ては政治的フィクション) |
Known as Brainwashing (公共放送という洗脳機関) |
Ashes to Ashes (独裁は知性を憎悪する) |
Cyberpunk is Not Dead (経済的動機による錯乱) |
第3章 |
Plein Soleil (ナチ的観念操作に他ならない) |
Yapoo, the human cattle (公から私への富の移転) |
canary in a coal mine (叛逆を卵の段階で削除する) |
Welcome to the Desert of Real (次世代の消失) |
grotesque (構造的暴力を助長する醜悪) |
Simulation 4th (孤立する知者たちへ) |
Neo Fascio (いかにして認知は攪乱されるのか) |
第4章 |
no alternative (全野党が自民党の衛星政党である) |
Brain Machine Interface (言語破壊による意識収奪) |
like a hard dog (すでに粛清は始まっている) |
What Alice Found There (戦争が利潤機会なのだ) |
Die letzten Tage (官吏が実証するアイヒマン理論) |
Battle of Words 6 (在日はスケープゴートにされた) |
Battle of Words 7 (終焉を迎えた二ホン国文明) |
第5章 |
something to live for (ネット言論もゴミ山である) |
Kingdom Rush (金融緩和というインサイダー) |
quiet life again (すでに知的降伏状態なのだ) |
Simulacra Postmodernism (米国主導の宣伝工作) |
Shuffle (カタストロフは未来からの審問である) |
News of the World (多国籍企業の利潤が第一) |
Man the Hunted (われ反逆する、故にわれらあり) |
第6章 |
Battle of Words 8 (最高のプロパガンディスト) |
Battle of Words 9 (敵国条項が解除されていない) |
Battle of Words 10 (思考の断片化が加速する) |
Battle of Words 11 (それは支配民族の普遍衝動) |
Battle of Words 12 (経済格差は生存格差となった) |
Battle of Words 13 (売国のインセンティブとは) |
Panopticon (スターリン体制の再興) |
付録1 |
Promised Land 1 (二ホン売ります) |
Promised Land 2 (外国人が国土を買い漁る) |
Promised Land 3 (国家中枢が制圧された) |
Promised Land 4 (もはや戦争すらできない) |
Watching You 1 (情報は全て抽出される) |
Watching You 2 (絶対に負けないマネーゲーム) |
Watching You 3 (米国規準のバックドア) |
付録2 |
Animal Farm 1 (属国民同士の対立) |
Animal Farm 2 (支配本質を隠蔽する装置として) |
I'm the Hollywood Tease 1 (資本が新領土を求める) |
I’m the Hollywood Tease 2 (戦争はドラマツルギー) |
I’m the Hollywood Tease 3 (典型的な侵略戦争) |
I’m the Hollywood Tease 4 (日銀とナチスの連携) |
出典・引用 |