美奈子の淫靡なご褒美から一週間の月日が過ぎようとしていた。
准一は今もなお、美奈子の射精管理下に置かれている。
そんな日々、悶々とする中、美奈子に突然オフィスに呼び出され、准一の目の前に姿を現したのは忘れもしない、高校時代の部活の先輩である綾子だった…
先輩後輩という間柄、准一は綾子に対し、一切逆らうことはできない…二人の上下関係は高校の部活当時のまま、今だに消えることなく深く根づいているのである。
その一方、美奈子と綾子にもまた、准一と同じように人には言えぬ女同士の親密な関係で深く結ばれていた…
（綾子さん、悪いんだけど山下くんの為にここで一肌脱いで頂戴…）
美奈子の命令を受け、准一の前であられもない姿を魅せなければイケなくなってしまった綾子。
（…な、なんで私が…）
（…まさか…あ、あの綾子さんが、こんなことをシテるだなんて…）
三人の複雑に絡み合った主従関係が織り成す魅惑と背徳の世界が、新しいドラマを繰り広げ始めようとしていた…