フォークランド紛争をご存知だろうか。1982年4月W杯スペイン大会開幕直前、アルゼンチンが、南大西洋上の英領フォークランド諸島を軍事占拠したことに始まる国際紛争だ。
これに対し「鉄の女」ことサッチャー英首相(当時)は、戦闘爆撃機や駆逐艦などを派遣して島を奪還、6月14日アルゼンチン軍は降伏した。
スペイン大会の開幕は6月13日、大会には英国4協会のうちイングランド、スコットランド、北アイルランドが参加しており、2次リーグ以後アルゼンチンとの対戦もあり得たため英国内には「ボイコット」の動きもあった…。
目 次 |
フォークランド紛争とイングランド・アルゼンチン |
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