へイトスピーチを出現させた「憎悪愛国心」。
それは、オタク批判に代表されるようなマスコミをあげての長年に渡って行われてきた憎悪キャンペーンの〝成果〟にほかならない。そのヘイト・ナショナリズムを煽動した「知識人たちの陰謀」を検証する。
はじめに |
知識人たちの破壊願望 |
「公共」のための破壊 |
倫理のテロル |
人を殺す「ことば」 |
公共の外部 |
イデオロギー批判の必要性 |
目の敵にされる「自由」 |
自由の管理 |
関係装置としてのツンデレ |
「カプセル人間」の自由 |
「関係ない」への批判 |
「関係の速度」から「関係の強度」へ |
他者の超克 |
「自明」による現実のフラット化 |
意味世界の崩壊 |
断絶の現代 |
喪失のポストモダン |
ルソーの呪縛 |
あとがき |
参考文献 |
奥付 |
奥付 |