この本はタイトル通り、子供たちへ送る内容となっています。少子高齢化、核家族化、また子供たちを巻き込む凶悪な犯罪が深刻化する現代社会にあって、つい見落としていることがあります。それは、子供達のメッセージです。子供は親の目の届かないところで何をしているのだろうと大抵の親は心配するはずです。しかし、世の常か、悪いことばかりに考えてしまい子供の純粋な心には目もくれません。少なくとも筆者はそう感じています。砂場で遊ぶ子、親と一緒に歩く子、友達と遊び戯れる子、一人でなにかに打ち込んでいる子など色々な姿が目に付きます。子供といっても小学校から大学までと幅は広いのですが、社会人だとしても親からみれば子供です。しかし、本書はできれば沢山の年齢層の方々にみてもらいたいと思っています。そういえるほど立派な作品ができたと決していえません。あくまで素人が書いたものですのでご理解下さい。
まえがき |
貧しい物語のはじまり |
冒険の前夜 |
河童と少年 |
ペガサスとの対面 |
人間の世界 |
海の主 |
道端で演説をする議員 |
お菓子と望遠鏡 |
無理難題 |
幼い記憶 |
最後の会議 |
森の子 |
おわりに |