「俺は言うよ。じゃないと自分のわがままに負けそうになるんだ。(中略)
おまじないみたいなもんだけど、言うよ。――さよなら」
大学入試のときに出会った「おと」と「僕」。
季節が移ろい、二人はゆるやかに友人としての距離を縮めていく。
文学フリマに出品した短編集「さよなら」(http://p.booklog.jp/book/84828)より、表題作「さよなら」を抜粋。
書きたかった丁寧なBLを目指して書きました。
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