~冒頭~
パロワに見送られながらアトランティスを去る3人の心持ちは暗い。
「おい。アッシュ。その馬鹿げた話を信じろというのか?」
すっかり調子を取り戻したらしいジョベルジアはいつもの喧嘩腰の口調だ。
「信じるかどうかはお前に任せる。ただ、さっき話したことが私の見た全てだ」
ガゼルが軽いため息をついて立ち上がる。何かいいたそうだ。
「何だ?ガゼル言ってみろ」
すかさず発言を促す。痛めつけられた影響だろうか?ガゼルまで少し苛々しているらしく、持っている新聞を叩きつけた。
「あなたは敵の三文芝居を見せられてのこのこ帰ってくるなんてね。信用した私が馬鹿だったわ。あなたにグライアは死んだと言われた時、簡単に信じた私が馬鹿だったわ。こんなことならアトランティスに残っているべきだった。明日のアーリア新聞が楽しみね。もし、グライア死亡の記事が載っていても、私は信じないわよ」
ついに、法外の貴族も残すところ三人。アッシュは復讐に人生をかける・・・ところが??
| 3章「バルド・ゲール・アラン」-1 |
| 3章「バルド・ゲール・アラン」-2 |
| 4章「シャルレ・ガージマス」-1 |
| 4章「シャルレ・ガージマス」-2 |
| 5章「イポニチェ・ゴルディーザ」 |