共同体ファシズム

共同体ファシズム

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状態 完成
最終更新日 2014年05月25日
ページ数 PDF:143ページ
内容紹介

強行成立された特定秘密保護法の背後にある「日の丸ナチス」の構造と、「共同体」の美名のもとで、ちゃくちゃくと進む社会のファシズム化の脅威を明らかにする。

目次
はじめに
あとがき
参考文献
第一章 「日の丸ナチス」の構造
拷問のできる国ニッポン
戦後民主主義社会の「内なるナチス」
「イズム」としてのファシズム
「ファシズム国家」ではなかった大日本帝国
希望は、戦争
共同体には自由がない
「人間」であることの責任
ファシズムは「正義」の名で支配する
存在を禁じる規則
差別による社会秩序
全体主義が約束する「自由の完成」
第二章 「家族」が日本を支配した
国家は「家族」
同化ジェノサイド
天皇マトリックス
「家族国家」という宗教
天皇制の宇宙
近代を超克させる「清明心」
君民一体「家族」による家族破壊
隣組の恐怖
戦後社会に移植された家族制度
第三章 「嫌日保守」という社会病巣
「ニッポン」を笑え
日本嫌いな戦後日本人
主体性なき幼児性
アプレゲールな「個人」
宗教への忌避感情
仏教ナルシシズムへの警戒
バカにされた「サムライ」性
禁句となった「ロマン主義」
無教養主義からポストモダンへ
殺人の無意味化
嫌日保守のファシズム性
第四章 「学校ファシズム」再考
否定できない「学校ファシズム」
学校の中のナチズム
いじめは学校教育の目的に合致する
義務教育の「強制」
愚民化教育
暴力による連帯感
集団が悪に傾きやすい理由
奴隷化による主従序列
いじめの背後に潜む女性蔑視
東京オリンピックといじめの関係
第五章 民主主義ファシズム
民主主義のファシズム化
放置自転車は「民意」
自由なき民主主義
民主化された悪意
自閉対策としての共同体政策
暴走する規則の排他性
人権の軽視は人命の無視
民主的「村八分」
フレンドリー・ファシズム
生活世界の植民地化
孤独統制
性力格差と恋愛身分
感情汚染
第六章 サイレント・ジェノサイド
文化的ジェノサイド環境
自殺と管理圧力
ジェノサイドの進行過程
不審者とは「誰」か?
「声かけ」で管理する
一般人に言論の自由はない
小説化による感情管理
「悪」を生産する著作権問題
管理されている「知る権利」
心のジェノサイド
自由なんて「もったいない」
裁判員制度は、公共リンチ学習
人格が育たないケア社会
感情管理社会
ヤバすぎる「ウルトラセブン第12話封印問題」
奥付
奥付