誰も知らない救急病院24時


著: giants3

誰も知らない救急病院24時

著:giants3
販売価格:363円 (税込)
状態 執筆中
最終更新日 2013年12月28日
ページ数 PDF:2ページ
内容紹介

私は都内の某大学病院の救命医です。軽症の患者さんから重篤な患者さんまで
幅広く診察しなければなりません。東京消防庁の救命ホットラインは、重篤な患者さん
の治療中等、一部を除いて全て受け入れるのが私の病院の方針です。
夜間の診察は原則的に患者様から、診察を受けたい旨を病院にご連絡頂いて
から、来院してもらう形になります。
中には、直接来院される患者様も多いのが実情です。中には、重篤な患者様の治療中
に来院され、1時間以上お待ち頂くケースも多々あります。その為の来院前に電話で診察希望
をお願いしています。そのような患者様を直接来院と言いますが、直接来院の
患者様はこのような時に待ち時間が長いと激高される方が非常に多いです。
事務方さんや看護師に状況を説明してもらっているのですが、中々理解して
頂けないのが現状です。
いざ診察の歳、大変お待たせして申し訳ございませんでした。この言葉は
どの医師も必ず当院では言います。
直接来院される方の大多数が軽症です。インフルエンザは軽症ですか?
と良く聞かれますが、その患者様の症状によりますので、軽症と判断する
場合もあれば中等症と判断する時もあります。因みに中等症は入院相当
とお考え頂ければ理解して頂きたいと思います。
後ほど重篤患者様の治療や東京消防庁とのやりとりは書きますが、当直医
して一番困るのが薬物依存症の患者様です。これは最早患者様の域を遥かに
超えています。医師会の方が薬物依存者要注意リストが定期的に届きます。
極力、医師としては患者様には対応したいのですが、[ソゼコン中毒)の方は
来院をお断りする事もあります。
続く。

目次
これが内部の実情
奥付
奥付