状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2013年10月16日 |
ページ数 | PDF:88ページ |
【特集】「福祉職場の解体新書~おもしろさを『科学』する」
第19回社会福祉研究交流集会in東海
特集は、8月31日・9月1日に愛知大学で開催された「第19回社会福祉研究交流集会」の概要です。
毎年この集会への参加を楽しみにしておられる方も多く、参加された方の感想を交えてご紹介します。
「社会保障制度改革国民会議報告書」が打ち出した「日本の社会保障」の近未来像(といえるものかどうか)さえ、アベノミクスの消費税増税が社会保障財源ではなく、大企業優遇の対策に大きく変貌(それが元からのねらいだったのか)し、国民には飴は無く、鞭だけとなりました。低所得対策を言うなら、生活保護引き下げ・消費税増税こと改めるべきです。
今回の社会福祉研究交流集会は、この間の社会福祉のさまざまな制度政策の影響を受けている現場の社会福祉実践と国民生活への思いを語り合い、共感し、明日の社会福祉のありようを探るという〝場〟を果たしました。
それは現場からの告発と同時に、現実に必要とされる社会福祉・実践のありようを問いかけることにもなりました。
悩んでいるのは自分だけではない、考えていることや悩みは、社会福祉の〝そもそも〟を問いかけるメッセージです。
貧者の懐から今と明日の生活をもぎとり、やっとつかんだ施設生活の場から断わりもなく追い出す。
復興は終わったとブログに書いた官僚。
オリンピックは社会福祉に何をもたらすのか。
先の東京オリンピックでは「浮浪者を街から排除した」が、同じように社会的排除を繰り返すのか。
被災地では、エレベーターを設置せずにすむ5階建ての災害復興住宅の建設。そこに何が見えてくるのか。
――この集会での概括から一緒に考え合いましょう。
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