線維筋痛症では軽症者は重症者よりも治療成績が優れている

線維筋痛症では軽症者は重症者よりも治療成績が優れている

状態 完成
最終更新日 2013年10月12日
ページ数 PDF:14ページ
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内容紹介

要旨
 3か月以上治療を行った線維筋痛症患者において、初診時のshort-form McGill Pain Questionnaireの総点数が22以下の軽症者と23以上を重症者の治療成績を比較した。32人の軽症者では治癒(薬物治療を終了しても痛みが4か月以上再発せず)1人、著効(主観的な痛みが初診時の30%以下)13人、有効(痛みが初診時の90%以下)14人、無効4人であり、29人の重症者では治癒1人、著効5人、有効12人、無効11人であった。治癒の割合、著効以上の割合には有意差はなかったが、有効以上の割合には有意差があった。

キーワード:線維筋痛症、治療成績、重症度

目次
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