起業・開業支援のプロが説く、独立して働くための心構えと考え方!
自分の人生目標ってなんだろう。このままの働き方で良いのだろうか。
会社を辞めて独立・起業したいけれど、果たして上手くいくだろうか。
本書の目的は、そういった不安をもつ会社員が独立を検討する際に、参考になるような考え方をお伝えすることです。本書ではその考え方を「プロデュース思考」と呼んでいます。独立、起業、そして会社経営は、仕事と人生を自らプロデュースし続ける行為だからです。
飲食店プロデュース・経営コンサルティングサービスを提供する会社を経営している著者も、かつてはごく普通の会社員でした。起業後、経営を続けるには、会社員時代の思考方法を経営者の思考方法へと変える必要がありました。
その経験談や有用な知識の紹介を通じて、プロデュース思考に基づく意思決定をどう行うのか、とりわけ独立(退社)から経営に至るまでの思考方法について詳しく説明します。横書き・左綴じです。
[章構成]
第1章 経営者になって8年目の今、考えていること
第2章 会社員時代の思考
第3章 起業準備期間の思考
第4章 経営者の思考(個人編)
第5章 経営者の思考(組織編)
第6章 人生目標とこれからの経営
| 第1章 経営者になって8年目の今、考えていること |
| 1.1 はじめに。 |
| 1.2 景気の良し悪し、弊社への影響。 |
| 1.3 変化する社会における会社の目標。 |
| 1.4 社会貢献じゃないビジネスって? |
| 1.5 もし独立・起業に迷っているなら。 |
| 1.6 独立・起業の要件とは何か。 |
| 1.7 「歩みたいと思う人生そのもの」という指標。 |
| 1.8 独立・起業するなら、ぜひとも早めの決断を。 |
| 1.9 人生の時間を最適に配分する。 |
| 第2章 会社員時代の思考 |
| 2.1 会社員の頃に考えていたことを振り返ると。 |
| 2.2 会社員時代のメンタリティ。 |
| 2.3 会社員のメリットとデメリット。 |
| 2.4 お金と時間の捉え方、用途の変化。 |
| 2.5 会社員としての成功、限界、諦観について。 |
| 2.6 経営者が考える従業員の幸せ。 |
| 2.7 成功に必要な条件とは。 |
| 第3章 起業準備期間の思考 |
| 3.1 会社を辞めた理由、辞める際の心境。 |
| 3.2 なんとか食べてはいける、という認識。 |
| 3.3 無職状態の不安、その後の見通しへの焦り。 |
| 3.4 消費と投資、お金と時間の共通点と違い。 |
| 3.5 そのときにしか出来ないことをやってみる。 |
| 3.6 不確実性を減らすには知識と経験を増やすしかない。 |
| 3.7 中小企業診断士の勉強を開始。 |
| 3.8 勉強すること自体が目的ではない。 |
| 3.9 変化して行く状況下での時間の使い方。 |
| 3.10 無職から再就職、そして独立・起業へ。 |
| 第4章 経営者の思考(個人編) |
| 4.1 起業家と経営者の位置づけ。 |
| 4.2 すべての時間を仕事に向ける。 |
| 4.3 危機感や孤独感と向き合う。 |
| 4.4 論理と感情の両立をはかる。 |
| 4.5 満足度を高めるために意思決定する。 |
| 4.6 限定合理性を理解した上で経営判断する。 |
| 4.7 思考を磨き続ける姿勢。 |
| 4.8 意思決定の責任、その中身と範囲。 |
| 第5章 経営者の思考(組織編) |
| 5.1 会社組織における経営者の役割と責任。 |
| 5.2 経営者に求められる人間力。 |
| 5.3 苦しく厳しい時期のお金と経験について。 |
| 5.4 働く上でのモチベーションと目的意識。 |
| 5.5 チームワークとインセンティブデザイン。 |
| 5.6 経営者、リーダーに必要な一貫性。 |
| 5.7 事業の発展性、成長と安定。 |
| 5.8 社内でアイデアを練り上げる。 |
| 5.9 事業の位置づけ、組織の構造。 |
| 5.10 スペシャリストを管理するゼネラリスト。 |
| 5.11 ゼネラリストによるプロデュースの本質。 |
| 5.12 どんな分野のプロジェクトにも求められるプロデュース思考。 |
| 5.13 ゼネラリストからスペシャリストへの権限委譲。 |
| 5.14 権限委譲後の発展性とジレンマ。 |
| 5.15 従業員を大事にすることの意味。 |
| 第6章 人生目標とこれからの経営 |
| 6.1 何を残せるか、いつもそれを意識して生きよう。 |
| 6.2 最良の敵は良である。 |
| 6.3 常に誰もが世界に影響を与えている。 |
| 6.4 決断し、人生目標を目指そう。 |
| 奥付 |
| 奥付 |