第4歌集。東日本大震災及び還暦により、これまで培った価値観は“ゼロ”に帰した。これから新しい価値観の構築に努めようと決断した節目の1冊。
この先は何に祈らん罪のなき人を殺ししは神ではないか
悔恨のとほく山河に馳せる間も桜ちりつつ季は移ろふ
目次 |
第1章 法務街-無為なる受容 |
法務街 |
国東めぐり |
くろき潮 |
自転 |
栄光の果 |
無為なる受容 |
第2章 挽歌50首(志満先生ご逝去)-時の崩れ |
挽歌50首(志満先生ご逝去) |
家業の基盤 |
日田太宰府小吟 |
とろろ飯 |
宇曽山行 |
移りゆく時代 |
デフレスパイラル |
阿蘇野 |
時の崩れ |
第3章 無色の時-昭和が遠し |
無色の時 |
言論の自由 |
わが当為 |
思考体 |
打坐 |
はやぶさ帰還 |
赤き夕映 |
昭和が遠し |
第4章 賞する書面-見えざる流 |
賞する書面 |
北の大地 |
東の空 |
連鎖革命 |
見えざる流 |
第5章 大震災前夜3首-回帰巡遊 |
大震災前夜3首 |
東日本大震災 |
回帰巡遊 |
あとがき |
あとがき |
奥付 |
奥付 |