身体に彫られたタトゥーから、大鎌やドラゴン・ゾンビを召喚する不死の少女である、柏木否睡こと、インソムニアは超能力、異能力などを狩る『ドーン』という名のバウンティ・ハンター組合に登録していた。
否睡の住む地域においては、新人の多くは、ドーンにて上司となる存在と組んで、目当てとなる能力者を狩っていく制度だった。ある日、否睡はネオ・ロギスムという両性具有の肉体を持つハンターから『アイス・エイジ』という場所へと誘われる。
アイス･エイジは、あらゆるグロテスクなモノが廃棄されて独自の文化形態、進化形態を辿ったフリークス達の楽園だった。
そこを統治する手足の無い女である炎猫は、ネオが憎み、倒さなければならない相手だった。


戦慄のグロテスク＆メランコリィ・シリーズ　記念すべき、第一弾。


※シリーズの一番、最初の話です。世界設定の解説を特に知りたい方は、この話からお読みくださいませ。

※文章が荒れ気味で、荒廃気味ですが、御了承ください。