明治維新と共に関東に設けられた自治区「刀郷」　
そこは武士の精神と刀を振るう生き方を遺す者達が住まう場所。
辰ノ神と獅士堂の二大任侠一家により統治されるこの郷で、
獅士堂一家の女頭梁・獅士堂緋蓮の「刀」に生きる姿を語ろう―――。

怒りと憎しみをその身に受けた仇討を超えてなお、変わらぬ意思で
刀を振るうこころを見せる雪絵。彼女のその意思の源とは何モノであるのか。
第１シリーズ最終回。

そして物語は始まりへと向かう。