平成14年から平成19年にかけての300余首を収めた私の第3歌集です。
萌えいでし山の若葉に傷みたる心の癒えし日々われにあり
十日後に転職となるわれにして修羅の名残のごとく安けし
悩みたる職を退き帰り来て居間にしばらく茫然とをり
目次 |
第1章 転職-未来 |
転職 |
父の死 |
煙突 |
乙津川 |
未来 |
第2章 故郷両子-さみだれ |
故郷両子 |
白花木槿 |
ベクトル |
久住登山 |
さみだれ |
第3章 望郷-内省 |
望郷 |
白き段差 |
介護を学ぶ |
かぼすの花 |
内省 |
第4章 未明のしじま |
未明のしじま |
祈りの如き歌 |
あとがき |
あとがき |
奥付 |
奥付 |