今年も「土用の丑の日」がやってきた。毎年、恒例のうなぎの日である。しかし、毎年このシーズンになると、「やはり……」と一抹の寂しさを覚えざるを得ない。年々、うなぎの数が減り、将来は高値で食べられなくなるかも、という報に接するからだ。今回はうなぎに関し、わたしが考えたことを、とりとめなく気持ちが赴くままに書いてゆきたいと思う。