昔むかし、神奈川県厚木市の三田村に、大助という少年が母と妹を支えて暮らしていました。日照り続きで食べ物がない三田村で、大助は天にお願いをしました。『どうか雨を降らせて下さい。』するとその夜、大山にすむといわれる天狗さまが大助の枕元に現れて……
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