断片集 ―道化小噺―

断片集 ―道化小噺―

状態 完成
最終更新日 2013年07月30日
ページ数 PDF:79ページ
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内容紹介

 此れは嘲る物語
 此れを歌って物騙り

道化は今でも歌っています。街中、道端、何処にでも。
小噺小ネタの類を連れて、人の不幸をぞんざいに。
笑って踊って唄っています。

 其れでは一度(ヒトタビ)始めましょうや。
 皆で一旅(ヒトタビ)笑いましょうや。

笑う、笑えぬ、知らんがどうか――
愉快、不愉快、道化は知らん。

ゆるりとお聞き、下さいませよ。
穂がな道化の 世の歌よ

目次
開幕
始まりとして
唄の篇
道化唄
舞の篇
夢中二重線 ―繋目―
非凡の平凡 ―零人ぼっち―
疾走鎮魂歌 ―無為走逃避―
頼らぬ人 ―孤軍危機―
傍若無人と言う男 ―神童の終わり方―
深淵の少女 ―暴食主義―
道化小唄・閉
閉幕
道化小噺・閉
あとがき
あとがき