医師やスタッフ不足の状況の中で救急病院ではどのような事態がおきているのか。かつて警備員として夜間救急受付を担当し、垣間見た一現場の日常を記録した。そこでは、夜間の当直医師は外部からの応援で対応しており、態勢としては、内科医・外科医・看護士・検査技師・放射線技師・薬剤士が各1人である。このため救急搬送が重なった場合、受け入れを拒否せざるを得ないのが現実。一般病院がすべての夜間救急患者に対応するためには人員確保や設備面など解決すべき多くの課題がある。