ある朝、田村特許事務所の所長の田村弁理士が、机に向かって
うつ伏せで死亡しているのが、出勤してきた田辺恵子によって発見
された。警視庁上野署捜査第一課の城戸警部が駆け付けたところ、
現場には、パソコンのキーボードの横に、吸殻が残された灰皿が置
いてあった。本棚にシャドウボックスに関する本があり、本の頁の
間から一枚の風景のシャドウボックスが映った写真が見つかった。
城戸と旧知の中である科捜研の加藤晴子主任の検死の結果、被害者
の後頭部には、頭蓋骨陥没による鬱血の他に、被害者の左足の足首
の内側にカテーテルを挿入した痕があった。また、現場に残されて
いた種子が台湾のカクレミノの種子であった
| 第1章 田村特許事務所 |
| 科捜研の女主任 |
| 第2章 科捜研 |
| 科捜研の女主任 |
| 第3章 参考人聴取 |
| 参考人聴取 |
| 第4章 吉永の過去 |
| 参考人聴取 |
| 第5章 種子と肝臓 |
| 種子と肝臓 |
| 第6章 景色とシャドウボックス |
| シャドウボックス |
| 第7章 丸山薬品株式会社 |
| 玉木女史 |
| 第8章 神戸南京町へ |
| 神戸南京町へ |
| 第9章 シャドウボックスの風景 |
| シャドウボックスの風景 |
| 第十章 台湾へ |
| 台湾へ |
| 第十一章 蘭嶼へ |
| 台湾へ |
| 第十二章 日本へ |
| 高梨先生と玉木女史 |
| 第十三章 逮捕へ |
| 高梨先生と玉木女史 |