状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2013年05月18日 |
ページ数 | PDF:88ページ |
【特集】 被災者・被災地とともに(Ⅳ)
今号は、総合社会福祉研究所が1月7日~9日に岩手県遠野市で開催した第16回合宿研究会「被災地とともに──被災地で何が問われているか──」の取り組みを紹介します。
例年、次回の社会福祉研究交流集会の開催予定地で、冬の合宿研究会を行ってきました。今回の研究会では、初日に岩手県大槌町保健師全戸家庭訪問健康調査から問われたこと(鈴木るり子さん)、応急仮設住宅の開設・運営に関わって(冨安亮輔さん)、被災地のまちづくり(城内仲悦さん)の実践・研究報告、二日めは陸前高田市の視察(応急仮設住宅見学と居住者の話、仮設知的障害者グループホーム、市街地、一本松展望台の視察、被災状況と現況等について地元の管野悦雄さん、大坪涼子さん、伊藤勇一さんらから報告を伺い、交流)、最終日には小川政亮さん(日本社会事業大学名誉教授)と鍋谷州春さん(日本福祉大学客員教授・総合社会福祉研究所主任研究員)の対談を行いました。今年の社会福祉研究交流集会は福島県で開催する予定です。
東日本大震災から1年になろうとしています。本誌では今号を含め、この1年間で4回の特集を組み、被災地の生活・地域などを紹介してきました。そのたびに被災地の様相が変わってきています。