状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2013年05月18日 |
ページ数 | PDF:79ページ |
私にとっての "日常生活と生活圏域"
地域住民にとって、その地域で、人間らしく暮らすことはごく当たり前のことです。しかし、現実には様々な制約があり、決して容易なことではありません。特に基礎自治体の広域化と自治体機能の一部地域への集中化の中で、人々の地域での日常生活の格差が広がり、生活を維持することさえ困難になってきました。
今回の特集では、地域格差・生活格差が広がる中、生活・生存権保障を掲げる憲法をもつ日本として、地域で暮らすそれぞれの人にとっての日常生活保障とは何か、何が求められているのかを事例を通して考えることにしました。
最後に志藤修史さん(大谷大学)が「圏域という考え方がいかに実態に合っていないか」「地域で取り残されている人に焦点を当てて取り組む」「日常的に集い、語れる場の必要性」「地域の共通課題を専門職と住民が一緒になって解決に取り組む」ことの重要性を提起しまとめを行っています。