福祉のひろば 2010年8月号 【特集】生協の福祉のまちづくりへの挑戦

福祉のひろば 2010年8月号 【特集】生協の福祉のまちづくりへの挑戦

販売価格:440円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2013年05月18日
ページ数 PDF:78ページ
内容紹介

【特集】生協の福祉のまちづくりへの挑戦

高齢者や単身者などの地域での孤立・孤独が社会的問題になっています。そこで今月号では、「福祉のまちづくり」に挑戦する、東京と大阪の生協の取り組みを特集しました。

「一人ぼっちにしないまちづくりをめざして―東京都生協連の「福祉のまちづくり」答申とその具体的展開―」(森芙紗子さん)

地域生協・医療生協など84生協が参加し、組合員数266万人を超す東京都生活協同組合連合会は、個々の生協単位ではなく、生協同士が連携して「福祉のまちづくり」をめざす答申を打ち出し、具体化に着手し始めました。東京都全体での加入世帯は、地域生協だけでも3割以上を占めます。この取り組みが成功すれば、生協が地域コミュニティにねざした活動の大きな推進力になり得ます。「一人ぼっちにしないまちづくり」をキーワードに動き出した「福祉のまちづくり」についてレポートしていただきました。

「人と人とのつながりを広げる地域づくりとしてのモーニング班会―西成医療生協」

西成医療生活協同組合千本北支部のモーニング班会は、開始以来100回を超えました。運営委員が自宅を提供して月2回開催されるモーニング班会は、毎回50名もの方たちが参加する盛況ぶりです。グラビアと併せて、その魅力をご紹介します。



●トピックス「”戦争マラリア”と“移住マラリア”」は、戦争と福祉「沖縄戦を考えるシリーズ」第3弾です。戦時中、沖縄本島よりさらに南の八重山諸島で起きた、日本軍による住民の強制移動による“戦争マラリア”。そして戦後、米軍基用地接収による住民の大量移住で起きた“移住マラリア”。いずれも多くの犠牲者を出したにもかかわらず、その記憶は薄れてきています。あらためて権力による人権侵害の歴史的事実を見つめ、真の平和の実現を考えましょう。