状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2013年05月18日 |
ページ数 | PDF:78ページ |
【特集】行き場を失った子どもたち
本誌では、これまでも「子どもの貧困」問題を取り上げ、子どもの姿を通して見えてくる家庭や地域、社会の抱えるさまざまな問題と、それに取り組む各地の実践や視点を紹介してきました。今月号の特集では、社会から排除された、あるいはされそうになっている子どもたちの現実と、そんな子どもたちと向き合い、「ひとりぼっちじゃないよ」と寄り添う人たちの取り組みを中心に紹介します。
●社会福祉法人カリヨン子どもセンターは、家庭で虐待を受けたり、非行・少年事件を起こして家庭での引き取りを拒否されたり、児童養護施設を出て働き始めたものの、仕事がうまくいかず職場も住まいも失ってしまうなどして、行き場のない10代(特に16~17歳)の子どもたちのためのシェルターです。「孤独な子どもの心に灯をともす 子どものシェルターは“救急救命センター”」では、子どものシェルターの活動について、同センター理事長の坪井節子弁護士にお話を伺いました。
●「チャイルドラインから見える子どものすがた」は、チャイルドライン支援センター事務局の高橋俊行さんに、18歳までの子どもたちの専用電話「チャイルドライン」に電話をかけてくる子どもたちの気持ちや願いを紹介していただきました。
●渋谷区では今年4月から、年収400万円以下の世帯の保育料無料化と、年収400万円超1000万円以下の世帯の保育料軽減がされました。しかし、待機児問題は認可外施設(営利企業に委託)や幼保一元化施設の拡大で対応を図ろうとしています。「子育て世帯が待ち望んだ保育料の無料化、軽減が実現!」では、安心して子どもを産み育てられる区にするための取り組みを、日本共産党区議会議員の新保久美子さんに報告していただきました。
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