【特集】保育･障害･高齢分野の課題と参議院選挙

「福祉のひろば」は月刊化して、この4月号で11年目に入りました。
これからもご愛読いただきますよう、よろしくお願いいたします。

さて、民主党中心の政権ができて半年。みなさんはこの間の社会福祉の状況をどうごらんになっていますか？　自公政権から代っても、高齢者分野（介護保険）→障害者分野（障害者自立支援法）と進められてきた社会福祉構造改革の動きは止まらず、今、保育制度改革が焦点となっています。

そこで４月号の特集は「座談会」形式で、新政権による社会福祉政策をどうとらえるのか、その特徴や今後の課題を明らかにし、７月に予定されている参議院選挙での争点について話し合いました。

ご出席は、いずれも本誌編集委員の上野さと子さん（全国保育団体連絡会副会長）、上坪陽さん（日本高齢者ＮＧＯ会議議長）、吉本哲夫さん（障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会会長）、司会は、総合社会福祉研究所副理事長の泉谷哲雄さん（全国福祉保育労働組合中央副執行委員長）です。

お読みいただいたご感想や、社会福祉を私たちの権利として拡充するための具体的な要望や意見を編集室にぜひお寄せ下さい。（本誌末尾の「編集室宛ファックス用紙」をご活用下さい。）

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★新年度になり、新しく社会福祉の仕事に就かれた方や、新人を迎えた職場も多いことと思います。「福祉現場で生き生き働くために」（渡辺潤さん）は生活保護ケースワーカーとして福祉職場で長く働いている経験からのメッセージです。

★また、先日2月28日（日）に開催した「現場を励まし、元気が湧く『ひろば』セミナー」の様子をご紹介しています。青木道忠さん、ありむら潜さん、清水玲子さん、早川一光さんのお話に、参加された皆様もとても喜んで下さいました。

★【新連載】「自立を求め続けた41年」（全５回）は、無年金障害者の会の原静子さんの半生記です。「東桃谷幼児の園　街角の保育園」（全４回）もお楽しみに！