福祉のひろば 2010年3月号 【特集】キラリと光る福祉実践

福祉のひろば 2010年3月号 【特集】キラリと光る福祉実践

販売価格:440円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2013年05月18日
ページ数 PDF:78ページ
内容紹介

【特集】キラリと光る福祉実践

2009年度最後の特集は、きらりと光る福祉実践です。

現場の人々の弛まぬ努力によって、全国津々浦々で様々な福祉実践が展開されています。どの子ものびる発達観や仲間を信じる姿勢。利用者のその人らしさを大切に、くらしや生活を丸ごととらえる姿勢。これらは、まさに福祉現場の実践者に求められる基本的視点です。

そうした立場に立った数々の実践の中から、4本を今回の特集では紹介をしています。今回取り上げた実践の分野は様々ですが、厳しい現状の中で、取り組まれている生きた福祉実践です。



*「つながれ子育て仲間!ひろがれ子育ての輪」(植木加奈子さん) 横浜の「あおぞら保育園」における保育・子育て支援の実践です。民主的な職員集団を作り、地域での子育て支援や不況などで厳しい現状におかれた父母の仲間作りにも力を入れています。

*「実践っておもしろい」(菅野妃佐子さん) 大阪福祉事業財団・知的障害児施設「豊里学園」では、6歳から35歳までの知的障害のある子どもたちが在籍し、毎日笑いあり、涙あり、切磋琢磨して子どもたちにとって豊かな生活空間を作るため、集団で支援しています。

*「離島MSW奮戦記」(川村友美さん) 奄美での離島医療の困難さとやりがいについて、病院で唯一人の医療ケースワーカーの奮闘ぶりを、事例を交えて紹介しています。

*「実践への気づきと確信~私たちの社会福祉実践~」(横山秀昭さん) 社会福祉実践における専門性を確立することを目的に、27年間にわたり継続されてきた自主的研究会「横浜社会福祉研究会」の取り組みの紹介です。機関誌「ケースファイル」を毎月発行して研究会に参加するメンバーの様々な実践を文章・誌面にして、実践上の「悩み」や「思い」を共有しています。