状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2013年05月18日 |
ページ数 | PDF:78ページ |
【特集】現場で生きる一年目の若ものたち
福祉のひろばでは、これまでに福祉で働くことを目指す15人の学生たちの声、そしてその願いを現場としてどう受けとめるのか、を数回にわたり紹介してきました。
今回はそのシリーズ第3弾として、現場で働きはじめた入職一年目の若者4人に集まってもらいました。
大学で学んだこと、実際働いてみて、現実の仕事の中で当事者やその家族と向き合いどう感じているのか、働きがいは何か、気分転換はどうしているのか、また自分の居場所は何かなどを自由にざっくばらんに語っていただきました。
座談会に登場する芳井翔太さんは七野会老人保健施設(京都)の介護士です。野中孝夫さんは、麦の郷紀の川・岩出生活支援センター(和歌山)の生活支援相談員、外山華子さんは名南子どもの家・ほしざき保育園(愛知)の保育士、森山嘉奈さんは阪和病院(大阪)の相談員です。高齢、障害、児童、相談支援の分野からそれぞれの仕事の内容、働いてよかったこと、悩みや辞めたいと思ったこと、仕事へのモチベーションなどを語っていただきました。進行役は、福島大学の丹波史紀さんです。
座談会では、立場の異なる4人の若者が、それぞれの福祉現場で自分の生き方を模索されています。是非皆さんの職場に照らし合わせていただければと思います。
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*「学童保育はいま」(泊 唯男さん) 親の就労保障と子どもの発達保障とを併せ持つ学童保育、それを利用する児童が増え続け、国は大規模学童保育への補助金打ち切りを打ち出しました。保育所に比べ未整備状態が続く学童保育は深刻な事態を迎えています。学童保育の公的責任を明確にし、指導員の処遇改善が強く望まれます。