福祉のひろば 2008年8月号 【特集】「偽装再生」大阪維新の本質は―全国波及の恐れと攻撃の特徴を検証する

福祉のひろば 2008年8月号 【特集】「偽装再生」大阪維新の本質は―全国波及の恐れと攻撃の特徴を検証する

販売価格:440円 (税込)
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最終更新日 2013年04月24日
ページ数 PDF:78ページ
内容紹介

【特集】「偽装再生」大阪維新の本質は―全国波及の恐れと攻撃の特徴を検証する-
 タレントで弁護士の橋下大阪府知事は、就任時に「財政非常事態宣言」を発令し、4月に財政再建プログラム試案、そして6月に成案である「大阪維新プログラム案」を発表しました。その内容は、大型開発予算、同和予算は聖域にし、府民にのみ負担を押しつけるものです。
 特集座談会では、大阪府職労の秋田幸男さん、社会福祉施設経営者同友会の中村公三さん、大阪障害者センターの塩見洋介さんにご登場いただき、橋下改革の本質と問題点、全国に波及する危険性を明らかにしました。黒田革新府政時代にも「非常事態宣言」を行いましたが、当時の黒田知事は府民に必要なサービスは削減の対象外として、財政危機打開と府民福祉向上とを両立させました。また、中山徹さん(奈良女子大)にコメントを寄せていただきました。中山さんは、「大阪府は破産状態ではない」、「(維新プログラム案維新案の)本質は財政再建の名を借りた大阪府解体計画」であり、「長期的な再建計画を立てると、年間300億円程度の予算削減で財政は再建できる」と指摘し財政再建の道筋を示しています。