コバルトブルーが愛しくて

コバルトブルーが愛しくて

状態 完成
最終更新日 2014年02月19日
ページ数 PDF:38ページ
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内容紹介

ヒーロー。

それは、小さい頃憧れていた、強くて優しくてかっこいい対象―。

林雅徳はまさに、僕のヒーローだった。
進学校で秀才と呼ばれ、スポーツ万能。芯の強さや将来へのビジョン。
僕が持っていないものを全て持っていた。
親友でもあり、目指すべき相手でもあった林が、父親のリストラによって、
更には大学受験によって、少しずつ、僕の「ヒーロー像」から崩れていく。

クラスからの悪い噂、学校の陰謀が渦巻き、現実を受け入れられない僕と、関係がズレていく―。
しかし、林は一味違った。最後に僕に、学校に、親に見せた、到底考えられないヒーロー劇だったんだ。

一生に一度しかない、爽やかでコバルトブルーのような群像小説。

目次
1.序章
1.序章
2.陰謀
2.陰謀
3.天王山
3.天王山
4.逆転
4.逆転
5.刹那的な
5.刹那的な
6.コバルトブルーが愛しくて
6.コバルトブルーが愛しくて