だんへいたのP&Dでヒッチハイクの旅 パートI 東海道・淡路四国編

だんへいたのP&Dでヒッチハイクの旅 パートI 東海道・淡路四国編

販売価格:110円 (税込)
状態 執筆中
最終更新日 2013年06月18日
ページ数 PDF:37ページ
内容紹介

 バブルが弾け、うだつの上がらない一介のライターがふと思ったこと、「学生時代のヒッチハイクには夢があったなあ~」簡単な企画書を作り出版社数社に持ちこむと、一人の編集長が採用してもイイヨという。ここまでは一見順調のようだが…

 雑誌の名前は「P&Dマガジン」どっちが正式かわからないけど、最初は「パジェロアンドデリカマガジン」と言ってたような気がする。まあ、どっちにしろパジェロとデリカ限定、オマケでチャレンジャーまではゆるすかんねという、世に言うワンメイク誌だった。必然的に、パジェロとデリカ、オマケでチャレンジャーしか乗っちゃダメだかんね、ヒッチハイクしていいのはP&DとオマケのCだけだかんねという「限定」の二文字がくっついてしまう。

 夏季限定とか限定10名様とか、普通は「限定」が付くとワクワクしてしまうのだが、この限定はできることなら付いて欲しくなかった。石を投げれば四駆に当たる時代だったが、企画の話をすると誰に言っても限定されることなく「バッカじゃね~の」、みんなオウムになってしまった。深く考えてもしょうがない、オウムは空に追い払いそれ以上は気にしないことにした。

 ギャラは超が5~6個付くほど安いけど「イイッスよ」、お気軽独身生活ゆえの超軽量級安請け合いで、2日後には朝っぱらから高速のインターに立つことになった。
 40歳にてプロのヒッチハイカーになるとは夢にも思わなかった。学生時代から維持し続けた精神年齢とは裏腹に、暦上の年齢はWスコアになっていた。
 しかし、この旅で得たものは計り知れない。多くの人と出会い世話になり、今も交流が続いている方が何人もいる。突然やってくるFACEBOOKでの再会も楽しみだ。ありがとうの一言では到底片づけることのできない想い出、まさか嫁さんまでこの旅で見つけるとは…。

 凡人だからやっぱり「ありがとう」しか見つからない。精一杯の心を込めてもう一度、ありがとう。だんへいた(竹内範善)。

目次
東海道編
17年ぶりのヒッチハイク
東海道を西へ西へ
季節を無視した極寒の4月
50kmを850kmかけて遠回り
淡路四国編
堕落の淡路から苦難の徳島へ
鳴門はマメの産地だった
讃岐うどん発祖谷そば行
高知人は人種が違う!
1日で4日分遊ぶのが緒田原流
筋肉痛養成オババマッサージ
日本最古の温泉、道後温泉の実態!
道後温泉の実態解明
脳みそ沸騰寸前の松山から八幡浜へ
東海道・淡路四国編あとがき
出会い
奥付
奥付