一ノルマンディー人のプロポⅡ【2013年4月号】

一ノルマンディー人のプロポⅡ【2013年4月号】

状態 完成
最終更新日 2014年06月09日
ページ数 PDF:70ページ
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内容紹介

アラン『一ノルマンディー人のプロポⅠ』の続巻である。
『幸福論』のフランスの哲学者アランが、1906年から第一次世界大戦が勃発し、志願して参戦した1914年8月までに書いたプロポ(語録)の翻訳で、本としては本邦初訳である。
 テキストは《ALAIN :PROPOS D'UN NORMAND Ⅱ;Gallimard,1955》を使用している。全175章であり、毎月15日に追加・更新の予定で、2013年12月末までに完訳予定である。
 各章のタイトルは、出版に際してアラン自身、マリー・モニック・モール=ランブラン夫人又は発行者が付けたものであるが(ガリマール社のプレイヤード叢書版においてモーリス・サヴァン氏が命名したものを含む。)、空白の儘のもの及び1909年に書かれたプロポの一部については訳者が便宜的に付け、( )内に示している。
(表紙の画像は、訳者が2012年4月に撮影したパリ「エトワールの凱旋門」である。)

目次
テキストの表紙
発行者の覚書
本文1
一 手を持つ人間(L'HOMME A DES MAINS)
二 回るテーブル(TABLES TOURNANTES)
三 或る島の中で(DANS UNE ÎLE)
四 貧しい人々を愛すること(AIMER LES HUMBLES)
五 ベスビオ山(LE VÉSUVE)
六 フランスの豊かさ(RICHESSE DE LA FRANCE)
七 伯爵夫人は悲鳴を上げます…(MARQUISE,VOUS GÉMISSEZ…)
八 ル・シッド(LE CID)
九 一九五〇年の協同組合(COOPÉRATIVE EN 1950)
十 アルキメデスと驢馬(ARCHIMÈDE ET L'ANE)
本文2
十一 ライオン一世(LION PREMIER)
十二 潟(LA LAGUNE)
十三 (受勲)
十四 (病人と欲望)
十五 (演じる役割)
十六 (ノワローは良い犬)
十七 如何に旅行するか?(COMMENT VOYAGER ?)
十八 奇跡(LE MIRACLE)
十九 エスペラント語と迷いの時代(L'ESPERANTO:TEMPS PERDU)
二十 女性の商人(MARCHANDS DE FEMMES)
本文3
二十一 風車(LE MOULIN A VENT)
二十二 (箴言と行為)
二十三 (満員列車)
二十四 支配することと困難(GOUVERNER:DIFFICILE)
二十五 慈善(CHARITÉ)
二十六 神々と夢想(LES DIEUX ET LES SONGES)
二十七 人の立場に身を置くこと(SE METTRE A LA PLACE D'AUTRUI)
二十八 記憶と知性(MÉMOIRE ET INTELLIGENCE)
二十九 (クリスマスと復活祭)
三十 (二頭立ての馬車)
本文4
三十一 春の狂気(FOLIE AU PRINTEMPS)
三十二 田舎の労働者(OUVRIER DE CAMPAGNE)
三十三 美術館(LES MUSEES)
三十四 起源の光(LA LUMIERE DES ORIGINES)
三十五 自由思想(LIBLE-PENSEE)
三十六 不滅(IMMORTALITE)
三十七 (復活祭)
三十八 (子猫たちの公平さ)
三十九 (団結心)
四十 (自殺のメカニズム)
本文5
四十一 (高原の村)
四十二 (チップ)
四十三 (歴史の鍵)
四十四 (信仰は慰めにならない)
四十五 (交霊術)
四十六 (公務員は退屈する)
四十七 (社会学者の解答)
四十八 (時間の価値)
四十九 (犬と民衆)
五十 (石炭と炭酸石灰)
本文6
五十一 (税金と物価)
五十二 (演説)
五十三 (有用の美学)
五十四 (ディアボロ遊び)
五十五 (学生は書くことです)
五十六 (戦争における平等)
五十七 (ルーレット)
五十八 ディエップの桟橋 (LA JETÉE DE DIEPPE)
五十九 (予測)
六十 (旅と幸福)
奥付
奥付