ワルの外交 手練手管


著: akiokawato

ワルの外交 手練手管

販売価格:110円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2013年04月13日
ページ数 PDF:31ページ
内容紹介

外交というと何かとても高尚でスノッブなものに思われているが、外交官というのは実はすれっからしの現実主義者。殆どヤクザ、それも敬語で罵り合うヤクザだと思えばいい。
今、会社で働いていても、外国の取引先や外国人の上司、同僚と渡り合わなければならない場面が増えている。日本人がよく言う、「ちゃんとして」、「毅然として」だけでは、カモになるだけ。ワルになろう。
この本では、ロシアやアメリカで勤務した元外交官が、すれっからしの国々が使う外交の手練手管を紹介する。人間の弱みに最大限つけこむ、「ワル」。ワルになろう。

目次
はじめに
奥付
奥付
第1章 ワルの考え方
マスコミはただの参考――自分で確かめ、自分の頭で考える
タテ、ヨコ、ナナメ、サカサマの視点で考える
第二章:ワルの外交・実践篇
理念より利益、「国益」
「請願」、「陳情」はご法度
「毅然として胸を張り」ではなく「図々しく胸を張り」
「そんなことを言ったら相手が怒る」と思わず、はっきり言う
「内にこもった議論」をやめる
ブラフ、フィネス、そしてフェイント
「お邪魔虫外交」、北朝鮮の「錬金術外交」
大国をふりまわす旧ソ連諸国の食言外交
相手の力を逆用する「合気道外交」
外交交渉の方針を公開で議論すれば相手に筒抜け
第三章:もうひとつの宇宙「パーセプション」(思い込み)
――イメージ合戦の世界――
イメージ外交の心得・ディフェンスの巻:素早く反論、そして自分の土俵で戦うこと
イメージ外交の心得・攻撃の巻:パーセプションの活用
イメージ外交の心得・攻撃の巻:攪乱、プライドの活用
イメージ外交の心得・攻撃の巻:大きなウソほど信じてもらえる