これを読み終えた時には、『傷めているから投げれない』と思い込んでいる呪縛から解放され、速い球をコントロールしながらより安全に投げるための考え方を得ることができます。
実際にできるようになるには、いろいろ考えるだけでなく、実際に意識して行っていく中で、上手くいく感覚を見つけ出していく事が最も大事です。
この肩が言うこと聞いてくれたら・・・。
あの時に傷めなかったったらやれていたのに・・・。
肘傷めたから・・・。
交通事故、けんかなど他の力が加わって傷めたのなら原因は外にあるのですが、そうでなければ『自身のコンディションや動き』が原因です。
速いボールが投げられているからいいフォームというわけではありません。
怪我をしないから正しいフォームというものでもありません。
そしてだれもがそれらの両方をできるかぎり満たしたいと思ってるはずです。あなたもそうでしょう。
さらに『効率が良い動き』こそ、きっとこれらの希望を限りなく満たしてくれるものと想像していることと思います。
ただその正しいと言われていることが出来なかったり、指導者によって正しいが異なることで混乱し、自然で良い投げ方を忘れてしまう事も多々あります。
本書はそれらの問題を解決し、より投げることを楽しむ手助けになると思います。