交通事故後発症の線維筋痛症と非外傷性線維筋痛症の治療成績の比較

交通事故後発症の線維筋痛症と非外傷性線維筋痛症の治療成績の比較

状態 完成
最終更新日 2013年03月31日
ページ数 PDF:12ページ
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内容紹介

 交通事故後線維筋痛症患者16人(女12人、男4人)中、治癒1人(6.3%)、著効3人(18.8%)、有効7人(43.8%)、不変・悪化5人(31.3%)であり、非外傷性線維筋痛症患者62人(女53人、男9人)人中治癒5人(8.1%)、著効16人(25.9%)、有効27人(43.5%)、不変・悪化14人(22.6%)であった。有効以上、著効以上、治癒の割合には有意差はなかったが、交通事故後線維筋痛症の方が治療成績がやや悪い傾向があった。
 脳脊髄液漏出症(脳脊髄液減少症)を合併しない交通事故後線維筋痛症患者に限定すると9人(女7人、男2人)中、治癒1人(11.1%)、著効3人(33.3%)、有効3人(33.3%)、不変・悪化2人(22.2%)であった。治癒の割合、著効以上の割合、有効以上の割合には有意差はなかったが、むしろ脳脊髄液漏出症を合併しない交通事故後線維筋痛症患者の方が非外傷性線維筋痛症患者より治療成績がよい傾向があった。

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