線維筋痛症、慢性広範痛症、慢性局所痛症患者のビタミンB12濃度と葉酸濃度の比較

線維筋痛症、慢性広範痛症、慢性局所痛症患者のビタミンB12濃度と葉酸濃度の比較

状態 完成
最終更新日 2013年11月26日
ページ数 PDF:13ページ
ダウンロード PDF形式でダウンロード EPUB形式でダウンロード
Kindleで読む New  ※要設定 設定方法はこちら
内容紹介

 12人のFM患者女性11人、男性1人)のビタミンB12濃度は246-839 pg/ml、平均496.3±212.2 pg/mlであり、葉酸濃度は1.2-13.0 ng/ml、平均7.2±3.4 ng/mlであった。ビタミンB12濃度の正常値233-914 pg/mlに達しない患者は1人もいなかったが、葉酸濃度の正常値3.6-12.9 ng/mlに達しない患者は3人(25%)いた。
 19人のCWP患者(女性17人、男性2人)のビタミンB12濃度は37-1382 pg/ml、平均585.0±264.0 pg/mlであり、葉酸濃度は4.5-13.3 ng/ml、平均7.4±2.2 ng/mlであった。ビタミンB12濃度の正常値233-914 pg/mlに達しない患者は1人もおらず、葉酸濃度の正常値3.6-12.9 ng/mlに達しない患者も1人もいなかった。
 15人のCRP患者(女性10人、男性5人)のビタミンB12濃度は233-1113 pg/ml、平均583.8±232.4 pg/mlであり、葉酸濃度は3.9-22.5 ng/ml、平均8.8±4.4 ng/mlであった(表3)。ビタミンB12濃度の正常値233-914 pg/mlに達しない患者は1人もおらず、葉酸濃度の正常値3.6-12.9 ng/mlに達しない患者も1人もいなかった。
 Kruskal-Wallis検定によると、三群間のビタミンB12濃度(P=0.5880)と葉酸濃度(P=0.6669)には有意な差はなかった。

目次
本文
表1
表2
表3
本文2
著者紹介
電子書籍
奥付け
奥付
奥付