椎名美雪、社会人一年目。配属先の先輩に、一目惚れをした。
勘違いをしそうな優しさに触れる度に、「想いを叶えられたら…」と夢を見るが、先輩は、会社で見せる顔とは別の、【裏の顔】を持っていた。
隠された正体を知っても、変わらぬ想いを貫くことが出来るのか? それとも――。
1992年に始まった、リアルな“恋の追憶”。
その他、「番外編」を二話収録。
はじめに |
はじめに |
登場人物 |
登場人物 |
第一章 |
【1-1】 研修期間 |
【1-2】 辞 令 |
【1-3】 出逢い |
【1-4】 引き継ぎ |
【1-5】 部長と課長 |
【1-6】 五月病 |
【1-7】 取引先 |
【1-8】 ふたりの関係 |
【1-9】 双璧の営業マン |
【1-10】 ライバル出現!? |
【1-11】 医務室 |
【1-12】 彼の誕生日 |
【1-13】 残暑の日に |
【1-14】 静まらない鼓動 |
【1-15】 君だけに |
【1-16】 彼が見せた陰 |
【1-17】 肩越しに映る夕陽 |
【1-18】 彼の迷い |
第二章 |
【2-1】 不穏な噂 |
【2-2】 後 悔 |
【2-3】 狂い始めた歯車 |
【2-4】 明かされた素顔 |
【2-5】 恐怖と好奇心 |
【2-6】 聖 域 |
【2-7】 嫌われたくない |
【2-8】 彼の変化 |
【2-9】 水面下の宗教戦争 |
【2-10】 後 輩 |
【2-11】 宗教活動 |
【2-12】 ひとつの意志 |
【2-13】 裏切り者は許さない |
【2-14】 暗がりの目撃者 |
【2-15】 あてつけ |
【2-16】 要らない時計 |
【2-17】 もうひとつの宗教 |
【2-18】 声が聞きたくて |
【2-19】 見られた「裏の顔」 |
【2-20】 友達は売らない |
第三章 |
【3-5】 恋愛偏差値 |
【3-6】 夏の記憶 |
【3-7】 想い出の写真 |
【3-11】 いつもの場所で |
【3-2】 勇気を出して |
【3-10】 立ち止まった想い |
【3-3】 デートの誘い |
【3-4】 私だけの笑顔 |
【3-8】 もう少しだけ |
【3-9】 二人の距離 |
【3-1】 じれったい!? |
【3-12】 階段のハプニング |
【3-13】 想定内の待ち伏せ |
【3-14】 好きよりも伝えたいこと |
【3-15】 私は妹 |
【3-16】 彼の入院 |
【3-17】 彼のお母さん |
【3-18】 人恋しい季節に |
【3-19】 忘年会 |
【3-20】 友達に隠れて |
【3-21】 私を見つけて |
【3-22】 二十歳の誕生日 |
【3-23】 クリスマスの夕暮れ |
【3-24】 プレゼント選び |
【3-25】 時間よ止まれ |
第四章 |
【4-1】 成人式 |
【4-2】 社会の厳しさ |
【4-3】 ただ、会いたい |
【4-4】 あなたを支えたい |
【4-5】 見て見ぬフリ |
【4-6】 家庭の事情 |
【4-7】 嘘をついているのは |
【4-8】 親の不信感 |
【4-9】 脱 会 |
【4-10】 諦められない |
【4-11】 あなたに、手が届いたら |
【4-12】 ダブル・ブッキング |
【4-13】 広がりはじめた陰 |
【4-14】 束の間の休息 |
【4-15】 涙は見せない |
【4-16】 閉じ込められた感情 |
【4-17】 嵐の前の静けさ |
【4-18】 邪魔をしないで |
【4-19】 彼の近くで |
【4-20】 彼に相応しいのは |
【4-21】 私に出来ること |
【4-22】 気持ちが空回り |
【4-23】 打ち消した気持ち |
第五章 |
【5-1】 サヨナラの始まり |
【5-2】 秘密の番号 |
【5-3】 カウントダウン |
【5-4】 笑顔を焼きつけて |
【5-5】 新しい隠れ家 |
【5-6】 出来ないカムフラージュ |
【5-7】 ヤキモチと自己嫌悪 |
【5-8】 怖さの理由 |
【5-9】 彼と親友の優しさ |
【5-10】 意地っ張り |
【5-11】 夏が始まる夜に |
【5-12】 最後に見せた戸惑い |
【5-13】 最後の待ち合わせ |
【5-14】 逢瀬は、プラットホームで。 |
番外編 |
少し前の、小さな恋。 |
佐藤さんとの再会 |
あとがき |
あとがき |
奥付 |
奥付 |