丸の内のビジネスマンが、ある日、赤坂にあるバーへ行きます。すると、その店の新人アルバイトが美人なのです。しかも、甲子園で5年ほどウグイス嬢の仕事していたのだという――こういう設定が頭にうかびました。もし、疲れたビジネスマンが店に通うたびに「4番サード、○○くん」と名前をよばれたら・・・。書いていて楽しい短編小説でした。