吉村の背後には、明日にでも家をでていくための荷作りの山があった。福島の白河。冬には、雪が山のように積もり、天然の冷蔵庫になってしまう土地。シャロン吉村はそんなこともおくびにも気にせず、私に問いかける。
「人を救えない小説に意味はあるのでしょうか?」
人を救える小説を求める小説家志望のシャロン吉村と、ゆく先もさだままぬまま日々は過ぎていく私、西尾刹那のプロットのない物語。東京へと上京することを決めた日から、私は変われただろうか。吉村は小説を求め、そして、私は…。
前編 |
届かぬ言葉 1/3 |
届かぬ言葉 2/3 |
届かぬ言葉 3/3 |
回想する記憶 1/2 |
回想する記憶 2/2 |
上京物語 1/4 |
上京物語 2/4 |
上京物語 3/4 |
上京物語 4/4 |
てのひらを太陽に 1/3 |
てのひらを太陽に 2/3 |
てのひらを太陽に 3/3 |
後編 |
Hello World 1/4 |
Hello World 2/4 |
Hello World 3/4 |
Hello World 4/4 |
銀の弾丸 1/4 |
銀の弾丸 2/4 |
銀の弾丸 3/4 |
銀の弾丸 4/4 |
はじまりの記憶 1/3 |
はじまりの記憶 2/3 |
はじまりの記憶 3/3 |
ギャグショー 1/4 |
ギャグショー 2/4 |
ギャグショー 3/4 |
ギャグショー 4/4 |